過去のミニアルバム『A Winter Garden: Five Songs for the Season』収録の5曲に、新曲をプラスしたクリスマスアルバム。同じLoreenaの『To Drive the Cold Winter Away』みたいなのを想像していたら、いい意味で裏切られた。
のっけからいつものLoreena節炸裂。track4とかハーディ・ガーディですよ。クリスマスにオリエンタル風味もこの人ならでは。あ、クリスマスっぽいなーという曲もあるけど、全体的にはあくまで「クリスマスをモチーフにしたLoreena McKennittのオリジナルアルバム」。大半はオリジナルじゃなくて伝統曲なのに(笑)
とはいえ、いつもの荘厳な雰囲気やしっとりor高らかに歌い上げる曲に混じって、朗らかで楽しげなインストがあったりするのはやはり「クリスマス」だからかな。オンシーズンに聴きたい1枚。
Quinlan Road - Explore The Music - Mid Winter Night's Dream (レーベル公式、試聴あり)
2010年05月05日
Loreena McKennitt『A Midwinter Night's Dream』
posted by 築城 at 06:01| ケルト
2008年05月19日
Celtic Legend『LYONESSE』(邦題『遙かなリオネス』)
日本盤はボーナストラックつきで1,980円とお勉強価格。久しぶりに輸入盤ではないのを買った。閑話休題。
ヴォーカルやコンポーザーなど男女数名からなるユニットで、古代の伝説をモチーフにアルバムを制作。「サラ・ブライトマン、ケルティック・ウーマンに続く、ビッグ・プロジェクト」……らしい。確かに、女性ヴォーカルにウィッスルやパイプなどをフィーチャーし、ギターやピアノも交え、全体をシンセで美しくまとめる。メジャー受けしそうなケルトサウンドという感じ。
とはいえ、それだけではない何かがあり。track2の緊張感あるパーカッションとコーラス、疾走するパーカッションにウィッスルが絡むtrack6、転調が印象的なtrack7……後半になると、ヴォーカルの美声を全面に押し出したしっとり系の曲が多くなるけど、個人的には前半が好き。
そして全体を通すとドラマティック。ネット配信で単曲購入するのでは分からない、大きな流れ、うねりのようなものを感じる。『ケルティック・ウーマン』では何かが物足りない、さりとてトラディショナルど真ん中やプログレ色ありなのとかはちょっと、という人にお勧め。
MySpace.com - Celtic Legend (試聴あり)
ヴォーカルやコンポーザーなど男女数名からなるユニットで、古代の伝説をモチーフにアルバムを制作。「サラ・ブライトマン、ケルティック・ウーマンに続く、ビッグ・プロジェクト」……らしい。確かに、女性ヴォーカルにウィッスルやパイプなどをフィーチャーし、ギターやピアノも交え、全体をシンセで美しくまとめる。メジャー受けしそうなケルトサウンドという感じ。
とはいえ、それだけではない何かがあり。track2の緊張感あるパーカッションとコーラス、疾走するパーカッションにウィッスルが絡むtrack6、転調が印象的なtrack7……後半になると、ヴォーカルの美声を全面に押し出したしっとり系の曲が多くなるけど、個人的には前半が好き。
そして全体を通すとドラマティック。ネット配信で単曲購入するのでは分からない、大きな流れ、うねりのようなものを感じる。『ケルティック・ウーマン』では何かが物足りない、さりとてトラディショナルど真ん中やプログレ色ありなのとかはちょっと、という人にお勧め。
MySpace.com - Celtic Legend (試聴あり)
posted by 築城 at 22:32| ケルト
2008年04月24日
Alquimia『A Separate Reality』
ケルト方面にハマっていた頃に知り、ケルトーと思って聴いてぶっとんだ1枚。公式サイトやMySpaceの記述など見ると、ケルトのほか、中世や民族やクラシック等々を取り入れ、錬金術(alchemy)のごとく新しい音楽を生み出す――のが名前の由来らしい。そんな女性ヴォーカリスト&コンポーザーの、ソロでは多分ファーストアルバム。
ほぼ全編打ち込み、漆黒の宇宙空間にケルト的女性ヴォーカルが響き渡るイメージ。しっかりリズムを刻むテクノな曲もあり、かと思うと多重コーラスで天上の調べのような曲もあり、ダークなエスノヴォイスものもあり。確かに、他に例えようのない「新しい音楽」かも。プログレ方面に受けるのが分かる。とりあえずケルトは忘れて聴くべし。
Welcome to the music of Alquimia (アーティスト公式、試聴あり)
ほぼ全編打ち込み、漆黒の宇宙空間にケルト的女性ヴォーカルが響き渡るイメージ。しっかりリズムを刻むテクノな曲もあり、かと思うと多重コーラスで天上の調べのような曲もあり、ダークなエスノヴォイスものもあり。確かに、他に例えようのない「新しい音楽」かも。プログレ方面に受けるのが分かる。とりあえずケルトは忘れて聴くべし。
Welcome to the music of Alquimia (アーティスト公式、試聴あり)
posted by 築城 at 22:06| ケルト