2006年09月17日

Libera『Libera』

『ICO』のエンディングテーマを歌っている少年が参加しているユニット、ということで、ICOファンの間で話題沸騰(笑) 私もそれまで全然知らなかったんですが、ヒーリングブームのあおりか、輸入盤とは別にちゃんと国内盤も出てますね。NHKのドラマでテーマ曲に使われたこともあるようだし、結構有名なのかな。
イギリスの聖歌隊に所属している少年たちのユニットで、歌も神への賛美をテーマとしているっぽいタイトルが並んでいるんですが、曲はニューエイジ。シンセをバッグに、変声前の少年の澄んだ声が響きます。ちょっと聴いただけでは女声と区別つかないんですが、何度か聴いているとやっぱり違いますね、少年の声って。何というか、人間くさくないというのかなあ……精巧にできた楽器、といわれても納得できそうな。あーそれは歌い方の問題か?(笑) いずれにしても、不思議な魅力です。
「初期のエンヤの雰囲気」と評した人がいましたが、確かにそんな感じかも。エニグマ・アディエマス系統が好きな人にもいいかもしれません。

LIBERA (日本発売元の公式)
posted by 築城 at 22:35| クラシック

アンサンブル・プラネタ『アンサンブル・プラネタ』

 クラシック畑の女性ヴォーカリスト4人組のデビューアルバム。私は普段クラシックは全然聴かないんだけど、ア・カペラであることと、クラシックでは珍しい少人数編成というのに興味をひかれて購入。
 バッハやベートーヴェン、モーツァルトといった有名どころを中心に、イングランドやアイルランドの民謡を交えた構成。ゆったりした曲調のものが多く、聴きやすいなーという印象。と同時に、元は器楽曲だったものもあるわけで、よくここまでアレンジしたなあとびっくり。
 ハーモニーは言うまでもなく……特に高音域の響きは、「天上の調べ」と言うだけあるというか。クラシックだからといってオペラみたく張り上げるような歌い方ではなく、柔らかい発声で、そういう意味でも聴きやすいと思います。しばらく西洋の和声や歌唱法とかからほど遠いものばっかり聴いていた身には、新鮮ですらあるかも(笑)
 でも個人的に、一番好きなのはクラシックの名曲ではなく、唯一のオリジナル曲であるtrack12だったりします。ミニマルっぽいのに弱いの(涙) こういうのもっとやってくれないかなー。
 あと、これは完全に好みの問題だけど、よくも悪くも「聴きやすい」。4人の声がどこまでも美しく調和し、スタンドプレイは皆無。普段クセのあるものばかり聴いているせいか、美しくまとまりすぎかなーという感じもしました。セカンドアルバムではもっとメインヴォーカルを前面に出したりしているようなので、そこらへんはそっちに期待かな。
 と言いつつ、多声コーラスものが好きな人には楽しめるんじゃないかと思います。あるいは、そういうのに興味があるんだけどなかなか手が出しづらい、なんて人に初めての一枚としていいかも。

Ensemble Planeta (アーティスト公式、試聴可)
posted by 築城 at 22:35| クラシック